鬱病の分類の問題点

鬱病の分類の問題点

鬱病は、その発症原因などの特徴から、遺伝などの鬱病にかかりやすい要因をもっていることで発症する「内因性鬱病」やショックな出来事など心因によって発症する「反応性うつ状態」性格的な要因で発症する「神経症性抑うつ」特定の身体的は発病が原因でおこる「症候性鬱病」などに論理的に分類されています。

しかしこれらの鬱病の分類にはいくつかの問題点があると言われています。

どの鬱病の状態も反応性のうつだと言うことができ、神経症性にもあてはまってします。

また、これらの鬱病の分類は初めての診断ではできないという問題もあります。

これは治療を続けていく中である程度分かってくることであって鬱病の治療の方針を検討する治療初期の段階で分かるものではありません。

このように鬱病の分類を治療に反映させることは難しく種類分けをすることに意味がないという意見もあり、ある程度症状の重いうつの状態を「大鬱病」と呼ぶ考え方が主流になってきているようです。

鬱病かどうかを見極めるには専門医の診断を受けるのが一番だと思います。

鬱病以外にも「気持ちの落ち込み」を起こす病気も数多く存在します。

鬱病に似た症状を起こす病気には、痴呆症、更年期障害、パニック障害、不安神経症、自律神経失調症などがあります。

これらの症状を自己診断などで判別することは難しいので専門医の診断をうけ、適切な治療を行なうことが大切です。